芸術の摂理―不可視の「形」に迫る作家たち

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784473018939
  • NDC分類 704
  • Cコード C0076

出版社内容情報

安倍安人、荒木高子、團紀彦、中島修、畠中光享、深見陶治、樂吉左衞門の現代作家7氏を取り上げ、芸術と社会、美と倫理について探究する。

内容説明

芸術における「摂理」の意味を歴史的に検証し、美学が「感性の学」であるという基本にもどって現代芸術の本質責任を問う。『冒険する造形作家たち』『聖別の芸術』に続く美学と創造の現場をつなぐ芸術シリーズ完結編。

目次

1 美学と倫理学―美学史的論稿(芸術の現状;ホモ・サピエンスと「貴紳honn^et e homme」;感性の学(アエステテイカ)と美の哲学(カロノロギア) ほか)
2 対談「芸術と倫理」(内側の美学外側の美学;芸術と猥褻;西洋的猥褻 ほか)
3 作家論(安倍安人―土と火の怪奇に引き寄せられた現代陶芸;荒木高子―神は死んだ聖書も朽ちたか;団紀彦―大地の景観システムを修整する建築手法 ほか)

著者等紹介

柴辻政彦[シバツジマサヒコ]
美術評論家。美術工芸研究所主宰。イタリアの現代陶芸家との交友をもとに造形と表現の可能性を見つめる。1935年京都生まれ。立命館大学卒。(株)志野陶石を設立し、1996年まで窯業に携わる

米沢有恒[ヨネザワアリツネ]
兵庫教育大学教授。1943年京都生まれ。京都大学卒業後、大学院文学研究科博士課程を修了。一九世紀以降の芸術の展開を哲学面から検証する
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