出版社内容情報
茶道具を正確によりよく把握するための必読の書。多様な形状と種類を持つ茶道具について、可能なかぎり写真図版で紹介。また歴史を中心に、技法、見方の基礎的知識を解説する。
内容説明
茶席に用いられることによってその美を発揮し、特有の働きを見せる茶道具について、掛物・花入・香合から蓋置・建水、炭道具や懐石道具の諸々に至るまで可能なかぎり広く写真図版で紹介。茶席や点前作法による多様な形状・種類と長い歴史のうちに変遷を見た各茶道具の名品の数々を鑑賞しながら、その歴史や技法、見かたの基礎的知識を解説する。
目次
掛物（墨蹟；古筆；消息；絵画）
唐物花入
和物花入
香合（風炉；炉）
釜
風炉〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
西夏
1
茶道具の体系的な知識を得ることは意外にも難しくて、お茶会で拝見する見慣れない茶道具には戸惑うばかり。博物館に行ってもよくわからない。そんなことがあり、手にとりました。初学者には詳しすぎるかも？と思う部分もありつつ、ちょっと躓いていた事柄もよく分かりました。茶道具の知識を得たい人におすすめしたい。2023/02/12
