内容説明
漢字の伝来・普及の時代より現代の書の動向までを解説する。漢字、そしてかなと、独自でかつ多様な歴史を持つ日本書道の伝統を、正確に知る上に欠かせない、研究者・初心者ともに必読の決定版。
目次
日本書道史の時代区分
漢字の伝来・普及
六朝風の流行(飛鳥時代)
唐風の流行(白鳳時代)
晋唐風の流行(奈良時代)
晋唐風の日本化(弘仁時代)
和様の完成(藤原時代)
仮名の書の完成(藤原時代)
和様の強化(平源時代)
宋風の流行(平源時代)〔ほか〕
著者等紹介
春名好重[ハルナヨシシゲ]
明治43年岡山県に生まれる。昭和11年東京大学文学部国文学科卒業。もと国士館大学教授・文学部長
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