出版社内容情報
「美術は好きだが現代アートはどうも」という日本人のために書かれた鑑賞ガイド。美術愛好家必読の一冊。
内容説明
「これは何?」、「この作品全然きれいじゃないわ」、「私にも描けそう」。現代美術をめぐって、世界中どこの美術館でもささやかれている疑問…。でも何か理由があるはず。それにそもそもアートっていったい何だろう?感動の終章。元ニューヨーク近代美術館の名物講師が美術観・人生観を変える。
目次
第1章 アートの神話
第2章 「開かれた作品」の出現
第3章 やんちゃな抽象
第4章 きまじめな抽象
第5章 そんなに新しくはない―モダンと伝統
第6章 マリリンからマドンナへ―メディアとアート
第7章 「物」は語る
第8章 内なる私 外なる私
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まこ
8
アートの鑑賞とは、好きに見ること。この本では好きに見てもいいけど、ある程度の手がかりがあった方がいいと解説をしている。作品や作者について知識を持って見るのも持たないのもどっちでもいい。昔の美術より表現方法もテーマや作家の国もバリエーション豊かになった。これが起こったきっかけはいつ、なんだろう。2022/05/17
Francis
8
猫町倶楽部藝術部の課題本…。と思ったらすでに読んで書いてる人いるじゃん!うーん、しかし弱りましたね~。何とか読めたものの、感想をどのように書いて良いものやら。2022/05/15
shimashimaon
7
数年前から美術館に通うようになりました。交通の便がよいので森美術館と国立新美術館に行きます。先日も森美術館で『私たちのエコロジー』をみてきました。本書で初めて川村美術館という素敵な美術館があることを知りました。近いうちに行ってみたいです。現代アートが好きです。なぜこんなものを作るのだろうというものにも、何かしら心を揺さぶられます。それを言葉にすることが大事なんだろうなと思います。本書でも「言葉ほど『実体』のあるものは存在しない」ということを物語る作品があると述べられています。そしてその言葉を共有できたら。2024/02/24
shimashimaon
4
数年前から美術館に通うようになりました。交通の便がよいので森美術館と国立新美術館に行きます。先日も森美術館で『私たちのエコロジー』をみてきました。本書で初めて川村美術館という素敵な美術館があることを知りました。近いうちに行ってみたいです。現代アートが好きです。なぜこんなものを作るのだろうというものにも、何かしら心を揺さぶられます。それを言葉にすることが大事なんだろうなと思います。本書でも「言葉ほど『実体』のあるものは存在しない」ということを物語る作品があると述べられています。そしてその言葉を共有できたら。2024/02/24
shimashimaon
4
数年前から美術館に通うようになりました。交通の便がよいので森美術館と国立新美術館に行きます。先日も森美術館で『私たちのエコロジー』をみてきました。本書で初めて川村美術館という素敵な美術館があることを知りました。近いうちに行ってみたいです。現代アートが好きです。なぜこんなものを作るのだろうというものにも、何かしら心を揺さぶられます。それを言葉にすることが大事なんだろうなと思います。本書でも「言葉ほど『実体』のあるものは存在しない」ということを物語る作品があると述べられています。そしてその言葉を共有できたら。2024/02/24
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