感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
本の紙魚
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折り紙遊びの元になった「折形」。特別な目的のために、きちんと定められていた特別な紙の作法。1つ2つ折ってみたが、なかなか難しい。できれば香道で使う「志野折り」くらいは作りたいと思っているのだけれど…。コピー用紙や、とりあえずの和紙では繊細な折り目を再現するのは無理だった。ついでに言えば「ここからここまで何センチ」みたいに目安をまったく書いていない上に折る角度の説明もない。なんともかんとも上級者向けすぎる……そこが魅力的で面白くもあるけれど。返却する前に、やっぱり湯島あたりに紙の買い出しに行ってこようかな。2022/07/30
わ!
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おおよそ10年以上昔に購入を断念した本である。私の記憶に知る限り、折形のサンプル集としてはもっとも数多くの内容をもつ本である。ただ値段が高い。いや、高い本でも良い本なら買う。いや、この本が良い本で無いと言っているのでは無い。良い本である。凄い本である。ただ、ほとんど折形のサンプルしか載っていないのだ。これで折形に関する歴史的な背景が書かれていたならもっと良本だっただろう。これが昔に購入断念した経緯である。しかし!そうやって断念した本が、大阪のとある本屋で「バーゲン」で売られていたのである。うれしい!2009/06/21
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- 和書
- 東北日本の旧石器時代