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高等教育シリーズ
大学教育の再構築―学生を成長させる大学へ

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  • サイズ A5判/ページ数 219p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784472404641
  • NDC分類 377.21
  • Cコード C3037

出版社内容情報

大学教育の根本的な問い直しが迫られている。大学の教育と学習の大規模な調査結果を分析。専門的知識や汎用能力を獲得して自己を確立する体系的な教育プログラムの重要性や、職業との関連を考察。

経済のグローバル化や高等教育のユニバーサル化、そして社会や人びとの価値観の変化に伴い、大学教育の根本的な問い直しが迫られている。大学の教育と学習の大規模な調査結果を分析。学生が専門的知識や汎用能力を獲得して自己を確立する体系的な教育プログラムの重要性や、大学教育と職業との関連などについて考察する。

目次
まえがき
序章 なぜ大学教育改革か
1.社会構造の転換と大学教育
2.大学教育とは何か
3.日本の大学教育
4.分析の視点と方法
第1章 学習時間とその構造
1.大学教育と学習時間
2.学習時間の実態
3.「日本的学習」の限界
第2章 授業
1.教育作用の構造
2.潜在的理念と教育・学習モデル
3.教育資源の量と配置
4.授業のプラクティスとその効果
第3章 学習動機と意欲
1.学習動機
2 動機パターンと教育効果
3.学習意欲の形成
4 何が重要な要因か
第4章 学習とその効果
1.大学教育とその効果
2.専門知識
3.汎用能力
4.自己認識
第5章 成長の場としての大学
1.成長のダイナミクス
2.自己認識の形成
3.初期条件の影響
4.課程外活動の選択と影響
第6章 職業レリバンス
1.大学教育と職業能力
2.職務・キャリアと知識・能力
3.企業・職業人からみた大学教育
4.大卒労働市場の動向と大学教育
第7章 大学教育改革
1.日本的特質と改革課題
2.授業・教育課程の改善
3.大学の組織と教育ガバナンス
4.社会と大学の関係の再構築
結論
参考文献
附論 調査の概要
調査一覧
各調査回答者の特性 -母集団との比較

【著者紹介】
金子元久(かねこ・もとひさ)
筑波大学大学研究センター教授。
1950年生まれ。東京大学教育学部卒業、同大学大学院教育学研究科修士課程修了。シカゴ大学大学院修了(Ph.D.)。アジア経済研究所、広島大学大学教育研究センター助教授、東京大学大学院教育学研究科教授、同研究科長・教育学部長、国立大学財務・経営センター研究部長を経て現職。中央教育審議会前委員、同臨時委員、日本高等教育学会会長。著書に『大学の教育力』(ちくま新書、2007)、『近未来の大学像』(編著、玉川大学出版部、1996)など。

内容説明

経済のグローバル化や高等教育のユニバーサル化、そして社会や人びとの価値観の変化に伴い、大学教育の根本的な問い直しが迫られている。大学の教育と学習の大規模な調査結果を分析。学生が専門的知識や汎用能力を獲得して自己を確立する体系的な教育プログラムの重要性や、大学教育と職業との関連などについて考察する。

目次

序章 なぜ大学教育改革か
第1章 学習時間とその構造
第2章 授業
第3章 学習動機と意欲
第4章 学習とその効果
第5章 成長の場としての大学
第6章 職業レリバンス
第7章 大学教育の再構築

著者等紹介

金子元久[カネコモトヒサ]
1950年生まれ。東京大学教育学部卒業、同大学大学院教育学研究科修士課程修了。シカゴ大学大学院修了(Ph.D.)。アジア経済研究所、広島大学大学教育研究センター助教授、東京大学大学院教育学研究科教授、同研究科長・教育学部長、国立大学財務・経営センター研究部長を経て、筑波大学大学研究センター教授。中央教育審議会前委員、同臨時委員、日本高等教育学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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