出版社内容情報
早期英語教育を研究する日本人留学生と先生の「面接指導」を疑似体験しながら、小学校英語の全般を理解する。指導者の基本的な姿勢から、語彙・文法・発音などの教授法、ゲームなど遊びを効果的に利用する技術をまとめた1冊!
読者の皆様へ
はしがき
第1章 子どもたちに外国語を教えるということ
なぜ,子どもたちに外国語を教えるのか?/外国語学習者としての子どもたち
第2章 子どもにやさしい外国語教育
コミュニカティブ・ランゲージ・ティーチングとは?/子どもたちの4技能を伸ばす
第3章 子どもにやさしい教え方ーー語彙と文法
語彙の指導/文法の指導
第4章 子どもたちへの発音指導
英語発音のキーポイント/どのような発音モデルを目標にするのか?/ボトムアップの発音指導/トップダウンの発音指導
第5章 子どもたちへの指導を計画する
市販の教材を理解し,選び,活用する/教科の垣根を越えて内容を中心に指導する/オリジナルの「指導プログラム」を作成する
第6章 子どものための評価
評価とは?/評価の目的/指導と評価/筆記テストの問題点
第7章 子どもにやさしい素材を効果的に使う
ゲームで学ぶ/物語と子どもたちの外国語学習/リズム,ライム,そしてメロディー/子どもたちの好奇心をかき立てるアイデア
【資料】
資料1 『英語ノート』vs ” Hi, friends!” (改訂のポイント)
資料2 小学校学習指導要領外国語活動 日本語・英語版
資料3 中学校学習指導要領外国語(英語) 日本語・英語版
参考文献・参考資料
キーワード解説
索引
内容説明
大学などで学生と指導教員の間で交わされる面接指導である「チュートリアル(tutorial)」。早期英語教育を研究する日本人留学生のマナブと、シーラ先生のチュートリアルを「疑似体験」しながら、小学校英語の全般を理解する。外国語教育にかかわる指導者の基本的な姿勢から、語彙・文法・発音などの教授法、ゲームや歌など「遊び」を効果的に利用する技術をまとめた1冊。
目次
第1章 子どもたちに外国語を教えるということ
第2章 子どもにやさしい外国語教育
第3章 子どもにやさしい教え方―語彙と文法
第4章 子どもたちへの発音指導
第5章 子どもたちへの指導を計画する
第6章 子どものための評価
第7韮 子どもにやさしい素材を効果的に使う
著者等紹介
リクソン,シーラ[リクソン,シーラ] [Rixon,Shelagh]
前ウォーリック大学応用言語学研究センター准教授。ケンブリッジ大学卒業。エジンバラ大学修士課程修了。ウォーリック大学にて博士号を取得。1974年から1991年までブリティッシュ・カウンシルの語学教育担当官としてイタリアにおける初等英語教育の発展に尽力。1991年よりウォーリック大学修士課程の早期英語指導者養成プログラムの運営に携わるかたわら、ヨーロッパおよびアジア諸国の初等英語教育政策にかかわり、精力的に助言と指導を行う
小林美代子[コバヤシミヨコ]
熊本大学大学院社会文化科学研究科教授。1995年に英国で博士号を取得後、7年間ウォーリック大学応用言語学研究センターにて研究指導及び評価プロジェクトに従事。2004年度より9年間にわたり、日本学術振興会科学研究費補助金(基盤研究(B))を得て、早期英語教育指導者養成に関する研究を実施。毎年度、研究成果について報告書を編纂するとともに複数の学会誌に論文を寄稿
八田玄二[ハッタゲンジ]
椙山女学園大学国際コミュニケーション学部名誉教授。愛知学芸大学を卒業(1963年)後、英国のLeeds(1975)年、Reading(1986年)、York(2004年)の各大学院で学ぶ
宮本弦[ミヤモトユズル]
白百合女子大学英語英文学科教授。東京外国語大学卒業。ウォーリック大学でMA(早期英語教育)およびMA by research(英語教育研究)を修了
山下千里[ヤマシタチサト]
玉川大学リベラルアーツ学部助教。玉川大学文学部卒業。Saint Michael’s CollegeでMATESLを修了。松香フォニックス研究所(現mpi)で20年にわたって小・中学生に英語を指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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