出版社内容情報
学生が人間関係力や社会性を身に付け、充実した大学生活を送れるように、「個人研究レポート」「自分史エッセイづくり」等のプロジェクトを実践。ライフスキルを育成する大学授業のあり方を考える。
はじめに
第?T部 基礎理論
第1章 大学授業研究の動向
第2章 SLGEモデルの提案
第?U部 実践研究―情報化・消費化時代の大学授業づくり
序 章 実践研究の背景・ねらい・概略
A部門 ゼミ形式の授業における実践研究
第1章 個人研究レポートづくりの誕生
第2章 個人研究レポートづくりの実際
第3章 個人研究レポートづくりの展開 - 基部の変遷と主部の創設
第4章 自分史エッセイづくりの誕生
第5章 ゼミの活性化
第6章 ゼミ文化の創造―「ゼミ本」という仕掛け
B部門 講義形式の授業における実践研究
第1章 自分史エッセイづくりの展開?T
第2章 自分史エッセイづくりの展開?U
第3章 自分史エッセイづくりの展開?V
第4章 自分史エッセイづくりの展開?W
第5章 各プロジェクトに起きつつあった困難
第6章 幸せのレシピづくり?T
第7章 幸せのレシピづくり?U
第8章 自縛呪文打破?T
第9章 なぜなに探し
第10章 自縛呪文打破?U
第11章 自縛呪文打破?V
第12章 自縛呪文打破?W
第13章 自戒づくり―「テキスト読書会」の誕生
第14章 傾聴力養成
第15章 対話力養成
第16章 利他力養成
第17章 基礎力養成
終 章 実践研究のまとめ
おわりに
注
あとがき
初出一覧
【著者紹介】
甲南女子大学人間科学部・大学院人文科学総合研究科教授
1959年生まれ。1981年、広島大学教育学部教育学科卒業。1986年、広島大学大学院教育学研究科博士課程後期単位取得満期退学。広島大学教育学部助手、武庫川女子大学文学部講師・同教育研究所助教授、甲南女子大学文学部・大学院文学研究科助教授などを経て、2003年より現職。専攻:教育社会学・高等教育。著書:『大学授業の生態誌』(玉川大学出版部、2001)『私語への教育指導』(同、2002)『メール私語の登場』(同、2002)『他者との出会いを仕掛ける大学授業』(人文書院、2006)ほか
内容説明
「個人研究レポート」「自分史エッセイづくり」「幸せのレシピづくり」などのプロジェクトを実践した結果、大学生の学習スタイルはどのように変わったのか。学生の社会化を促し、ライフスキルを育成する大学授業の試み。
目次
第1部 基礎理論(大学授業研究の動向;SLGEモデルの提案)
第2部 実践研究―情報化・消費化時代の大学授業づくり(実践研究の背景・ねらい・概略;ゼミ形式の授業における実践研究;講義形式の授業における実践研究)
著者等紹介
島田博司[シマダヒロシ]
甲南女子大学人間科学部・大学院人文科学総合研究科教授。1959年生まれ。1981年、広島大学教育学部教育学科卒業。1986年、広島大学大学院教育学研究科博士課程後期単位取得満期退学。広島大学教育学部助手、武庫川女子大学文学部講師・同教育研究所助教授、甲南女子大学文学部・大学院文学研究科助教授などをへて、2003年より現職。専攻:教育社会学・高等教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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