内容説明
世界のさまざまな宗教や思想からインスピレーションを受け、真理を実現するために非暴力の闘いを挑んだガンジー。その思想と行動を、多元的な文化の存在意味を考究する間文化論哲学の視点から紐解く。
目次
1章 諸文化の間のガンジーの人生
2章 文化多元的亜大陸としてのインド
3章 ガンジーの直観
4章 ガンジーの実践化綱領
5章 間文化論的比較におけるガンジー
6章 模範的信念におけるガンジー
著者等紹介
マール,ラーム・A.[マール,ラームA.][Mall,Ram Adhar]
1937年生まれ。ルートヴィッヒ・マクシミリアン大学ミュンヘンの間文化論哲学並びに宗教哲学の教授。世界的な間文化論哲学の中心的提唱者の一人であり、1991年に設立された「国際間文化論哲学協会」(Die internationale Gesellschaft f¨ur interkulturelle Philosophie e.V.)の初代会長でもある
福井一光[フクイカズテル]
鎌倉女子大学学長。バーゼル大学哲学・歴史学部博士課程修了(哲学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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