出版社内容情報
世界で最初に幼稚園を開設し、幼児教育の発展に先駆的な役割を果たしたフレーベル。豊富な写真と資料で全体像に迫る翻訳書である。
内容説明
本著は豊富な写真と基礎資料を駆使して客観性を保持しようとしながらも、「特徴的な解釈」を通して、フレーベルの「生涯と活動」を提示した旧東ドイツのフレーベル研究の水準を示す基本文献である。
目次
1782.4.21‐1852.6.21―フリードリヒ・ヴィルヘルム・アウグスト・フレーベル
1782‐1799―…完全に家を離れて過ごした私の兄姉たちは幸福であった
1799‐1805―いくらかの時を大学で、イエナで生活する、という考え以外のものが、いかにして私の内面を満たすようになったか
1805‐1811―私はまるですでに長い間教師であり、実際のところこの仕事のために生まれたかのようです
1811―球体法則は、あらゆる真の十分な人間教育の基本法則である
1812‐1816―…私の努力は国民へと向かった
1816‐1831―私は、自由な、思考する、自立的な人間を形成しようとしたのです…
1831‐1836―再び新しい生活のための新しい生活のなかに立つために…
1836‐1840―教育にとって第一に問題なのは、子どもとしての人間に、形成のためにふさわしい素材を与えることでなければならない
1840‐1848―私は発見した、その名前は幼稚園だ!
1848‐1852―歓迎されるべきはドイツ民族の、自由なドイツ民族の春の朝である
あらゆる私の教育的行為をその最も内奥にある核心において検討してください…
著者等紹介
ボルト,ロゼマリーエ[ボルト,ロゼマリーエ][Boldt,Rosemarie]
1941年生まれ。教育学博士。旧東ドイツ時代、ノイブランデンブルク州教師と教育関係者の継続教育(生涯教育)のための州教育指導センター代表所長。現在、同州教育大学講師
アイヒラー,ボルフガング[アイヒラー,ボルフガング][Eichler,Wolfgang]
1935年生まれ。教育学博士。旧東ドイツ時代、東ドイツ教育科学アカデミー教育史および教育理論研究所上級研究員。フンボルト大学哲学部教育科学科一般教育学および教育史専任講師を歴任
小笠原道雄[オガサワラミチオ]
1936年生まれ。広島大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育学博士。ドイツ・ブラウンシュバイク工科大学名誉哲学博士。広島大学教授、放送大学教授を経て、広島大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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