高等教育シリーズ
大学のカリキュラム改革

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  • サイズ A5判/ページ数 339p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784472402968
  • NDC分類 377.15
  • Cコード C3037

内容説明

本書は、大学のカリキュラム改革、とりわけ学士課程のカリキュラム改革を対象にして、さまざまな疑問や問題を種々の角度から実証的に探求し、現状の診断に基づいた処方箋を書くところに主たるねらいがある。著者らは、中央審議会が答申を出す以前から、問題意識を持って、実状を調査し、それを分析する作業を続け、報告書にまとめた。その報告書を基礎にして、他の観点も加えて本書を編集することにしたのである。本書は結果的には審議会の答申にあるような教養教育の現状に対する危惧を縷々明らかにしている点では結果的に符合がみられるものの、決してその後追いではなく、独自の問題意識と枠組みと方法論によって数年間取り組んできた研究の成果である。

目次

学士課程のカリキュラム改革―研究の意図と概要
1部 学士課程のカリキュラム改革とその効果(教員の意識とカリキュラム改革―教養部解体がもたらしたもの;学生の力量形成における大学教育の効果 ほか)
2部 カリキュラムと改革の実際(ICU(国際基督教大学)教養学部カリキュラム
コアカリキュラムの構築―北海道大学 ほか)
3部 アメリカのカリキュラム編成(アメリカの学士課程カリキュラム改革の動向;コロンビア大学の学士課程教育とカリキュラム ほか)
学士課程カリキュラム改革の課題

著者等紹介

有本章[アリモトアキラ]
1941年広島市生まれ。広島大学大学院教育学研究科博士課程修了(69年)。イェール大学客員研究員(76年)、大阪教育大学教授(84年)などを経て、現在、広島大学高等教育研究開発センター長・教授。前日本高等教育学会会長、ユネスコ科学委員会委員。教育社会学(大学・高等教育論)専攻。教育学博士
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