目次
第1章 最初の女子留学生派遣の経緯―津田梅子の背景を中心に
第2章 駐米時代における森有礼と女子教育観―津田梅子ら女子留学生との接点から
第3章 「ヴィクトリア時代の家庭」と最初の女子留学生―津田梅子のランマン家受け入れの経緯を中心に
第4章 チャールズ・ランマンの「父性」―アメリカ・ヴィクトリア時代後期の「男性的家庭性」を中心に
第5章 ベーコン家の“娘”たちと津田梅子の“絆”―アリス・ベーコンと大山捨松を中心に
第6章 M.ケアリ・トマスのフェミニズム―傑出したアメリカ女性と津田梅子の接点
著者等紹介
高橋裕子[タカハシユウコ]
1980年津田塾大学学芸学部英文学科卒業。1983年米国カンザス大学大学院歴史学科修士課程修了(M.A.)、1984年筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了(国際学修士)、1989年カンザス大学大学院教育学科博士課程修了(Ph.D.)。桜美林大学専任講師、助教授を経て、現在、津田塾大学学芸学部助教授
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