内容説明
「大人は俺たちの気持ちなんて分かってくれない!」冷えきった子どもたちの心が、いかに氷解していったか。家庭、学校、社会の抱える諸問題を背景に、数々の実例と打開策を交えて展開する子どもの世界。
目次
1 子どもを持つということは(子どもの世界が失われていく;食が子どもを変える)
2 子どもにとって親とは(母と子の絆を求めて;いま子どもにとって父親とは)
3 ひとり立ちへの道程(学校なんか行きたくない;自立への発見)
4 思春期のゆれ(少女期の蹉跌;少年期の心)
5 生命を語り継ぐ(春のめざめと小学生;思春期の心と危機)