内容説明
国際化時代の大学教育とは何か。歴史と現状から、世界に開かれた大学のありかたを問う。
目次
第1部 「国際化」のなかの大学―歴史と比較の視点から(大学の「国際化」とはなにか;大学の「国際性」とその喪失;日本の大学における「西洋化」と「日本化」;大学「国際化」の要請;外国人教員任用法の成立)
第2部大学の「国際性」とその評価―外からみた日本の大学(日本の大学の「国際性」;外国人教師の大学教育批判;外国人留学生からみた大学院教育;外からみた日本の大学評価;日本の大学教育の問題点)
第3部 大学教育の国際化―日本の大学における教育機能の再検討(日本の大学における教育機能の位置;伝統的な大学教育観と現実の課題;教授法・カリキュラム・評価)
第4部 大学の国際化―その後(再び大学の「国際化」とはなにか;大学市場の国際化;「大学の国際化」に関連する文献目録)