出版社内容情報
現代は情報社会です。インターネットやデジタル技術の進化によって、ひとつの情報が大きな社会現象を引き起こすこともあります。だれもが簡単に情報を発信でき、フェイクニュースでは本物と見わけがつかないほどの画像が使われることも増えています。おとなでも子どもでも、スマートフォンやパソコンに触れる機会が増えているため、メディアが伝える情報を読み解き、自分で情報を発信するにはメディアリテラシーを身につける必要があります。情報の発信者がどういう人で、なんのために発信しているのか、そのしくみを理解し、おかしいと思ったら自分で調べる。そういったスキルを身につければ、自分からウソの情報を拡散してしまうことはないでしょう。
本書では、フェイクニュースとはなにかからはじまり、ウソの情報をでっちあげる理由やフェイクニュースが拡散するとどうなるか、どうしてウソを信じてしまうのかをユニークなキャラクターたちが楽しく語っています。「パンツに殺される?」そんな言葉を信じてしまうかもしれない怖さを知り、フェイクニュースを見わけるにはどうしたらいいかを学べる一冊です。
内容説明
メディアリテラシーで自分を守る!情報の渦のなかで受け手として情報を読み解き、自ら情報を発信するにはスキルが必要。ユニークなキャラクターたちがその方法を教えてくれます。
著者等紹介
グラヴェル,エリーズ[グラヴェル,エリーズ]
カナダのモントリオール生まれ。英語とフランス語で子ども向けの絵本やグラフィックノベルを数多く発表している。2012年に『La cl´e `a molette』でカナダ総督文学賞を、2022年にカナダの児童文学への貢献に対してヴィッキー・メトカーフ児童文学賞を受賞。本書がはじめての邦訳となる
竇雪[トウユキ]
2007年静岡大学情報学部情報社会学科卒業。2009年米国ミシガン州立大学コミュニケーション学研究科修士課程修了。2013年米国ペンシルベニア州立大学博士課程修了。博士、マス・コミュニケーション学。慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所専任講師を経て、2016年より立命館大学総合心理学部准教授
くまがいじゅんこ[クマガイジュンコ]
新潟県で生まれる。やまねこ翻訳クラブ会員。本作り空Solaスタッフ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。