出版社内容情報
現代は情報社会です。インターネットやデジタル技術の進化によって、ひとつの情報が大きな社会現象を引き起こすこともあります。だれもが簡単に情報を発信でき、フェイクニュースでは本物と見わけがつかないほどの画像が使われることも増えています。おとなでも子どもでも、スマートフォンやパソコンに触れる機会が増えているため、メディアが伝える情報を読み解き、自分で情報を発信するにはメディアリテラシーを身につける必要があります。情報の発信者がどういう人で、なんのために発信しているのか、そのしくみを理解し、おかしいと思ったら自分で調べる。そういったスキルを身につければ、自分からウソの情報を拡散してしまうことはないでしょう。
本書では、フェイクニュースとはなにかからはじまり、ウソの情報をでっちあげる理由やフェイクニュースが拡散するとどうなるか、どうしてウソを信じてしまうのかをユニークなキャラクターたちが楽しく語っています。「パンツに殺される?」そんな言葉を信じてしまうかもしれない怖さを知り、フェイクニュースを見わけるにはどうしたらいいかを学べる一冊です。