出版社内容情報
人は生きているときにわるいことをすると、死んだら地獄におちるといわれています。地獄なんてない、という人もいますが、ほんとうにそうでしょうか。12世紀の日本でうまれた絵巻『地獄草紙』から想像をふくらませて現代によみがえった地獄をめぐり、地獄とはなんなのか考えてみましょう。「未来への記憶」シリーズ第5弾。
内容説明
わるいことすると、死んだらじごくにおちるって。いまもむかしも、じごくはこわい?いきたくないけど、みてみたい!
著者等紹介
広松由希子[ヒロマツユキコ]
絵本の文、評論、翻訳、展示企画などを手がける。ボローニャ国際絵本原画展、ブラチスラバ世界絵本原画展(BIB)などの国際審査員を歴任。JBBY副会長。絵本の読めるそうざい屋83gocco共同主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほんわか・かめ
13
100%ORANGEさんの絵で全く怖さは感じられない。文は少し説教臭いけど、地獄を語るには丁度良い。八大地獄ではなく、十六小地獄が描かれている。《地獄を考えることは、死んだ後のことではなく、いま生きている自分を見つめることにつながるのかもしれません》前後の見返しには、この本の参考となった地獄草紙が紹介されている。朝に3000、晩に300の鬼たちを食べるという“神虫”という神様については初めて知った。〈2024/玉川大学出版部〉2024/10/09
ヨシ
8
地獄のことを優しく教えてくれる、こどものための地獄入門書絵本。読みやすくてわかりやすいけど…まあ、これ読めば、悪いことをするのに躊躇する場面が増える良い子は多いはず。2024/10/20
チタカアオイ
2
【図書館】2024/09/06
コリー
1
子供は怖い話が大好き。地獄絵本は大人気だったとさ。2024/08/10
NOYUKI
0
地獄絵があることの意味な。お天道様は見てるっていう意識はとても大切だと思う。その先にあるのが、地獄、か。どうしても鬼灯様を思い出してしまうのなー。2024/11/25