内容説明
生涯二千通を認めたといわめる書簡。その多くは散逸。これまでに利用・掲載されてきた文献から生活史にかかわる書簡を活用し、知られざるフレーベルの生涯・活動を克明に追う。
目次
1章 完全に家を離れて過ごした私の兄姉たちは幸福であった
2章 いくらかの時を大学で、イエナで生活する、という考え以外のものが、いかにして私の内面をみたすようになったか
3章 私はまるで、すでに長い間教師であり、実際のところこの仕事のために生まれたかのようです
4章 球体法則はあらゆる真のかつ十分な人間教育の基本法則である
5章 私の努力は国民へと向かった
6章 私は、自由な、思考する、自立的な人間を形成しようとしたのです
7章 すべてのもののなかに、永遠の法則が、宿り、働き、かつ支配している
8章 再び新しい生活のための新しい生活のなかに立つために…
9章 教育にとって第一に問題なのは、子どもとしての人間に、形成のためにふさわしい素材を与えることでなければならない
10章 私は発見した、キンダーガルテンがその名前だ
11章 歓迎されるべきはドイツ民族の自由なドイツ民族の春の朝である
12章 あらゆる私の行為を、その最も内奥にある核心において検討して下さい
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