内容説明
ガイドラインに基づく最新の薬物療法。運動症状・非運動症状に対する対処法。リハビリ・日常生活のケア・福祉制度。
目次
第1章 パーキンソン病についてよく知ろう
第2章 パーキンソン病の検査と診断
第3章 パーキンソン病の薬物療法
第4章 パーキンソン病の運動症状をどう治療するか
第5章 パーキンソン病の非運動症状をどう治療するか
第6章 運動機能の回復と維持に役立つリハビリテーション
第7章 患者と家族のための日常生活のケアとポイント
第8章 療養生活を支える公的支援制度
著者等紹介
織茂智之[オリモサトシ]
1956年生まれ。信州大学医学部卒。東京医科歯科大学神経内科、都立広尾病院循環器科、関東逓信病院(現・NTT東日本関東病院)神経内科などを経て、公立学校共済組合関東中央病院神経内科部長。平成11年度上田記念心臓財団賞、平成19年度日本神経学会楢林賞、平成20年度東京都医師会医学研究賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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マイアミ
2
★★★ パーキンソン病の原因や症状、治療薬やリハビリや介護保険制度などについて説明してくれている入門書として手に取るには良い一冊。予備知識が何もない状態で読んでも理解することができた。パーキンソン病に罹患している日本人は15万人ほどもいるらしく、その症状も軽度なものから重度なものまで幅が広く、介護の必要ない人もいれば、なくてはならない人もいる。モハメド・アリやマイケル・J・フォックスを見て大変な病気だと思ってはいたが、病気に関する具体的なことを知ることでパーキンソン病というものがより明確に見えてきた。2020/10/03
チシャ猫
0
パーキンソン病の発生機序、薬の種類と処方するタイミング、リハビリの必要性について分かりやすく記された本。これは患者が読むべき本って感じですね……2015/05/22