出版社内容情報
最新の軽減措置に対応!
制度概要と損しないための対策を、人気税理士YouTuberが解説。個人事業主やその取引先は必読
内容説明
フリーランス、業務委託契約者、副業収入のある人必見。最新の軽減措置も徹底解説!23年10月開始の新制度に完全対応。
目次
基礎編 消費税のしくみ
1 インボイスってそもそも何?
2 免税事業者はどう対応したらいい?
3 免税事業者と取引する場合は?
4 ケーススタディー
5 インボイス対応に役立つツール
5 インボイスQ&A
著者等紹介
永井圭介[ナガイケイスケ]
慶應義塾大学法学部法律学科卒。税理士・公認会計士。2003年10月大手監査法人に入所し、上場会社、上場準備会社の会計監査に従事。2009年7月永井圭介公認会計士・税理士事務所を設立し、独立。中小企業を中心とした税務・労務関連サービスに従事し、ベンチャー企業の税務や税務調査対応を得意とする。また、YouTuber「税理士ナガイ」として節税や確定申告に関する知識をわかりやすく解説している。YouTube登録者数は5.7万人(2023年1月7日時点)。インボイスの解説動画も定期的に投稿し、関連動画の総再生回数は120万回を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲオルギオ・ハーン
22
仕事関連で買って、最後まで読みれていなかったがようやく読み終える。税収増やしたい政府としてはこれまで消費税で得をしていた小規模事業者からも消費税を徴収するということなのだが、制度自体ややこしい。本書は丁寧に解説し、フリーランスや下請け業者、不動産のオーナー向けのケーススタディをしていて分かりやすい。会計ソフトの紹介をしているのは税理士・会計士という商売柄だろう。また、免税事業者との取引を「免税事業者であることを理由に打ち切る」のは優越的地位の濫用を指摘される可能性があるというのは注意しておきたい。2024/08/25
にゃーごん
6
ネットの情報などで断片的に知識をかき集めてきたけど、自分の理解を確認するためにも、ひとまとめになったいるのはありがたい。構成も非常にわかりやすかった。割戻し計算とか積み上げ計算とか知らなかったこともあり、10月が迫ってきたらまた読み直したい。それにしても世知辛いなぁ〜。
なかむー
4
インボイスを理解するために必要な基礎の基礎、消費税のしくみについておさらいページがあり、インボイス制度の理解の助けになった。大まかな内容について理解するために読んだが、要点をコンパクトにまとめてあってわかりやすかった。2023/03/28
srmz
3
タイトル通り超分かりやすかった!!個人事業主としてインボイス制度を知りたくて一読。可愛いイラストと共に図解になっているのでわかりやすい!【メモ】◎インボイス=適格請求書等保存方式◎導入背景:1989年消費税導入3%→反対があり益税→1997年5%→2014年8%→2019年10%+軽減税率導入◎ねらい:消費税が上がり益税を無視できなくなった政府は益税をなくすことを目的とした◎益税事業者488万社(者)◎仕入税額控除を認める経過措置がある◎消費税対象外:国内で、事業として、対価を得て行う、資産の譲渡。2023/09/30
球子
2
チンプンカンプンな初心者にとって分かりやすかった。会社勤めの人間には関係なさそう。でも、副業をしていて、商売相手が企業だったらインボイス登録は必要になるみたい。自分に縁がありそうになったら、自力で何とかするのではなくて、ちゃんと税理士さんに話を聞いた方が良い気がしている。2023/10/07