内容説明
将棋の魅力はなんといっても攻めることにある。本書はいわゆる普通の定跡書ではない。柔道や空手に“型”があるように、将棋にも攻めの“型”というものがある。その型を３０パターンお見せしようというわけだ。３０種、どの戦法をとっても敵の意表をつく妙手、好手、奇手がちりばめられている。
目次
第１章 相居飛車編（相掛かり銃撃殺人事件；鎖鎌銀相討ち事件；角換わり棒銀傷害事件；早繰り銀敵将捕獲作戦；雀刺しドリル掘削事件 ほか）
第２章 振飛車編（対中飛車不動金縛り事件；四間飛車へ贈る鎮魂歌；鳥刺し振飛車丸焼き作戦；石田流攻撃部隊壊滅作戦；対穴熊棒銀捕物控 ほか）
第３章 戦法番外編（袖飛車切り裂き魔事件；屋根の上の角将軍；阪田流向飛車の逆襲；無頼漢、升田式石田流；相早石田場外乱闘事件 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
25
早世された横田稔氏の著書。この本が遺作ではなかろうか。 通常の定石のすぐ裏に、一機に相手を倒す技を３０パターン用意して、紹介している。愛読書になりそう。2021/01/17
根室
2
マイナーかつ過激な戦法が紹介されている。居飛車振り飛車党問わず乱戦好きな人は買うといいですね。アマゾンで中古安く手に入りますし。自分みたいに弱い人は最近出てるような最新型の紹介本よりこういうの読んだ方がいいと思うな。2011/10/26
