内容説明
本書は、主に東アジア、東南アジア、南アジアを対象とし、アジア人口の諸問題について、その所在を明らかにし、新ミレニアムへの展望と戦略を提示しようとするものである。アジア諸国の統計情報は、各国の統計調査制度の違いから、その利用は容易でないが、本書は利用可能な統計データを駆使して、でき得るかぎり国際比較可能な形にまとめて示されており、利用者の便に供している。
目次
第1章 経済開発と人口変動
第2章 出生率低下とその要因
第3章 死亡率低下とその要因
第4章 高齢化と政策的対応
第5章 女性の地位とその変容
第6章 都市化と労働移動
第7章 国際労働力移動と労働市場政策
第8章 経済開発と環境問題
第9章 人口と経済:その動向と将来展望