出版社内容情報
豊富な資料により都市化の実態を解明する。
内容説明
本書は、神奈川県下を中心とし、千葉県沿岸部から伊豆半島に至る南関東における都市化の進展の現状を明らかにするものである。神奈川県における工業化の進展とそれに伴う人口増加および人口流動の状況、神奈川県における繁華街の形成とそれら繁華街の商業圏と競合関係の分析、伊豆半島と房総半島のいわゆる内房と外房の観光地化の実態等を考察する。
目次
第1部 神奈川県における工業化の進展(工業の地域構造;相模原台地北部の工業化;神奈川県における通勤・通学による人口流動)
第2部 神奈川県における繁華街の成立(繁華街の規模と立地背景;横浜市における繁華街の商勢圏とその特徴;相模原市における商業地の階層構造)
第3部 伊豆半島および房総半島における観光資源とその利用(伊豆半島における観光資源の比較評価;九十九里平野における観光資源とその利用;房総半島南部沿岸(内房・外房)における観光資源とその利用)
著者等紹介
丸井博[マルイヒロシ]
1930年東京都生まれ。1991年東京教育大学大学院博士課程修了。1964年理学博士。都立日比谷高等学校教諭、日本大学文理学部非常勤講師、帝京大学文学部教授などを歴任
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