内容説明
本書は、住宅や住宅地に関する研究をアプローチや研究対象ごとに整理し、現在の都市内における住宅に関連する問題を明らかにする。それによって、現代の都市内部構造が如何に形づくられ、また変容していくのかについて、そのメカニズムを明らかにできる。
目次
第1部 地理学とハウジング研究(研究の目的とフレームワーク;ハウジング研究の展開―地理学における住宅研究史;サブマーケット別にみたハウジング研究の成果)
第2部 居住者特性からみたハウジング研究(日本の住宅事情;サブマーケット別にみた居住者特性の分化と変化;公営住宅における居住者特性とその変化のメカニズム;インドにおける住宅供給問題と居住者特性;ハウジング研究の成果と課題)