内容説明
編者の一人山嵜は十二年前に『地域変貌誌』(海青社刊)を世に出したが、その姉妹書としての本書は、共編の形式でかつ紙数の許す限り多くの事例を取上げてみた。前著同様、本書によって地域の変容過程を掴まれ、地域の現在を理解され、日常の地理研究あるいは地理授業に役立ててもらいたい。
目次
第1章 長崎街道と鳥栖のまち
第2章 紙漉きのまち伊野
第3章 山陰の城下町米子
第4章 山間の城下町津山
第5章 中河内の中心・八尾寺内町
第6章 旧宿場町枚方
第7章 静岡県の養鰻業
第8章 北陸道加越能の分岐点津幡町の都市化
第9章 越後高田の城下町
第10章 北武蔵野開発と野火止用水
第11章 織物のまち米沢
第12章 函館の今昔