内容説明
日本は昔から地震や暴風雨などに襲われてきましたが、そこから防災・減災、そして復興に関する教訓を得てきました。こうした自然災害への対応は、SDGsの達成目標である「持続可能な社会」をつくるために必要であり、地球温暖化などの気候変動への対応にもつながります。この本は、日本で起きたさまざまな災害をSDGsの目標と照らしあわせながら考えていくことで、自然や人、社会とのつながりと関わりについて学べるようになっています。
目次
序章(地球規模の寒冷期と気候変動)
1 地球規模の寒冷期と気候変動(氷期・間氷期のメカニズム;最終氷期と日本文化の源流;寒冷と豪雪による災害;解説 大気と海洋の循環と豪雪の関係)
2 日本の豪雪と災害(日本の豪雪地帯;日本の豪雪災害;豪雪と地震による被害;雪崩と融雪地すべり)
3 豪雪と人びとの暮らし(住宅とまちづくりの工夫;豪雪への対応;雪室を利用した名産品;解説 豪雪による交通網への影響)
4 雪国の文化(雪国文化の象徴「雪まつり」;流氷と砕氷船;雪氷の景観を生かした公園;解説 雪が育んだ芸術・科学・産業)
著者等紹介
藤岡達也[フジオカタツヤ]
滋賀大学名誉教授、東北大学災害科学国際研究所特任教授(客員)、(一社)防災教育普及協会理事。博士(学術)。上越教育大学大学院学校教育研究科教授(附属中学校長兼任)などを経て現在に至る。専門は防災・減災、復興教育、科学教育、環境教育・SDGsなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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