出版社内容情報
世の中には事例集や教材集が溢れているが、それを何のために実践するのかという最も重要な点は誰も教えてくれない。なぜなら、それは目の前の子どもたちとともに、教師一人ひとりが考え、探し、つくり出していくものだからである。そのためには、体育を哲学することで、私たち自身の体育の「見方」を深めていく必要がある。
【目次】
目次
第一章 体育は「哲学」で生まれ変わる?
第二章 子どもたちは身体として生きている?
第三章 体育は「嫌い」で問題ない?
第四章 テクノロジーはただの道具ではない?
第五章 体育の「プロ」
第六章 言葉は子どもたちの身体に触れている?
第七章 触れようとすると触ってしまう?
第八章 遊びは意味がないから意味がある?
第九章 体育も人間も5.0にはならない?
第一〇章 体育は「抵抗」しながら進んでいく?
著者等紹介
坂本拓弥[サカモトタクヤ]
筑波大学体育系准教授。専門は体育・スポーツ哲学。特に、体育授業における教師や児童生徒を対象とした身体論、スポーツにおける人間や倫理的問題を対象とした欲望論について研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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