出版社内容情報
自然災害はもはや他人事ではない。本書には海・川・プールといった身近な水辺において自身を守ることのできる知恵や技能が簡潔にまとめられている。自身の危機回避能力を身につけるのはもちろん,水泳指導者や教員等の指導的立場にある方にとってはみんなの安全を確保するための泳ぎを指導する上でも求められる内容である。
目次
第1章 ウォーターセーフティの意義(わが国の水辺事故の現状;ウォーターセーフティの重要性)
第2章 水の特性と事故要因(水の特性;水辺の事故要因)
第3章 ウォーターセーフティプログラムの実際(サバイバル・スイミング;安全な入水方法、基本的な退水方法;ライフジャケット)
第4章 安全管理(監視について;救助の方法;緊急時の対応と傷病者記録)
第5章 学校教育とウォーターセーフティ(体育授業における水泳の歴史と背景;体育授業における水泳の課題;安全確保につながる運動;日本に求められる水辺教育の在り方とは)
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- 和書
- 唯臓論 中公文庫