子どものスポーツ格差―体力二極化の原因を問う

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子どものスポーツ格差―体力二極化の原因を問う

  • 清水 紀宏【編著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 大修館書店(2021/12発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 194p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784469269246
  • NDC分類 780.21
  • Cコード C3075

出版社内容情報

子どもがスポーツに取り組む機会や得られる体力が家庭の経済力・文化資本に規定されるという現実を実証し、解決策を提起する。

内容説明

それなりに豊かな家庭に生まれなければスポーツを楽しみ体力を高めることもできない。運動する子としない子の「二極化」。体力の高い子と低い子の「二極化」。それ、「格差社会」が原因?

目次

第1章 子どもの「スポーツ格差」という問題(スポーツ格差とは何か?;スポーツ格差を問う意味)
第2章 スポーツ格差の現実―調査結果からわかったこと(スポーツ格差に関連した学術研究の歩み;調査・研究の手続き;調査結果からわかること ほか)
第3章 解決策はあるのか―スポーツ格差の是正・縮小に向けて(子どもの体力・スポーツ問題を「社会問題」としてとらえる!;スポーツ格差の問題性―悲観的シナリオ;スポーツ格差是正のための処方箋 ほか)

著者等紹介

清水紀宏[シミズノリヒロ]
筑波大学体育系教授。1961年静岡県生まれ。専門分野はスポーツ経営学。一般社団法人日本体育・スポーツ・健康学会副会長、日本スポーツ体育健康科学学術連合運営委員長、日本体育・スポーツ経営学会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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田中峰和

5
戦後、一貫して身長体重が増えているのに、体力テストの結果は反比例してきたが、その要因に貧富の差だったとは驚きだ。高度成長期には、子どもたちは外で遊ぶのが当たり前で、運動能力に差は生まれなかったが、そんな習慣は徐々になくなり、スポーツ教室など有料サービスに通える富裕層だけは身体能力を向上させてきた。一方、そんな施設に通えない貧困層は、外でも遊べず運動能力は低くなってきた。弱者が足を引っ張ることで平均値が下がったというのが現実。体力が向上すれば学力も向上するという研究もある。かくて格差は広がる一方なのだ。2022/02/21

Go Extreme

2
子どもの「スポーツ格差」という問題 スポーツ格差とは何か?: 格差・貧困大国へ それって問題? 子どものスポーツをめぐる「差異」 スポーツ格差とは スポーツ格差の背景 スポーツ格差を問う意味: 理念・理想と現実の乖離 体力と人間の諸能力 子どもの体力・運動能力と生涯スポーツ スポーツ格差の現実 調査結果からわかること 分析結果のまとめ: スポーツ版“ペアレントクラシー” スポーツ版インセンティブ・ディバイド(意欲格差) 解決策はあるのか―スポーツ格差の是正・縮小に向けて 政策的アプローチ 経営的アプローチ2021/12/27

お抹茶

1
家庭の経済格差が子供のスポーツへのアクセスに不平等を生じさせていることを定量的に示す。幼少期に積極的に身体活動を行っている子ほど,学力や知能といった認知機能の発達にも繋がっている。体力高位の子供はクラスの人とうまくやっていて,仲の良い友達がいると回答する。スポーツと子供の密接な関わりの保障は,人間関係を含む学校生活全般の豊かさに非常に大きな影響を与える。世帯収入,学校外教育投資・スポーツ投資が少なく,親の社会関係資本が貧しく,子への学歴もスポーツ期待も低い家庭の子は低体力で,格差が継承され得る。2024/07/03

Mituya Hasegawa

1
「スポーツ格差」 我々はスポーツ教室を生業としているので、格差解消の為に出来ることは限りがあるが、この現実はしっかりと受け止めなくては。 と、考えさせられた一冊です。📖 2022/05/30

ねり梅

0
経済格差が学力格差の遠因となっているように、スポーツ格差にも関わっている。親のスポーツとの関わりも影響していることを肝に銘じる。2024/08/27

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