出版社内容情報
保健科教育研究の軌跡を辿り,「保健科教育学」の構築を構想。研究方法や手順を解説し,授業実践に役立つ基礎現論も網羅した必携書。
内容説明
保健科教育学は、教科教育学の定義に倣うならば、「学校における保健の授業実践を中心に、それに関わる諸事象を対象とする科学的研究」を行う学問といえる。この時、この学問分野で行われる全ての研究は、保健の授業実践の進歩発展に寄与するものでなければならない。また、児童生徒等はいずれ大人になっていくことを考え合わせれば、この学問の目的は、「保健の授業を通して人々のヘルスリテラシーを高め、生涯を通して健康の保持増進に寄与すること」といえる。
目次
現代社会における保健科教育への期待
第1部 保健科教育学の基礎(保健科教育学の基本的性格;保健科のカリキュラム論;保健科の学習指導論)
第2部 保健科教育学の研究方法(保健科教育学研究の進め方;保健授業の実践研究;保健科教育学研究の具体的事例)
著者等紹介
今村修[イマムラオサム]
東海大学名誉教授
植田誠治[ウエダセイジ]
聖心女子大学教授・副学長
岡崎勝博[オカザキカツヒロ]
東海大学教授
野津有司[ノズユウジ]
筑波大学教授/同大学附属中学校校長
野村良和[ノムラヨシカズ]
筑波大学名誉教授
森良一[モリリョウイチ]
東海大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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