出版社内容情報
温泉・森林といった自然資源を未病予防や健康づくりに取り入れるための方策を,実践事例を取り上げてわかりやすく教える。
内容説明
現代日本の特徴ともいえるストレス社会において、温泉、森林のもつ健康増進効果、未病・疾病予防、あるいは心身のリラックス効果に関心が集まっている。本書では、日本全国各地域の温泉と森林里山に深く関わりをもつ著者達が、その様々な健康効果について、科学的な実証データをもとにわかりやすく解説していく。
目次
第1章 森林のもつ健康効果への注目と森林医学
第2章 自然資源の活用で健康づくり―温泉・気候療法
第3章 温泉による健康への効果
第4章 森林浴による健康への効果
第5章 地域の森林を活用した健康づくり
第6章 温泉が健康づくりに有効な科学的根拠(エビデンス)
第7章 日本各地における温泉・森林を活用した健康づくり
第8章 旅行と健康―ヘルスツーリズムの展開
第9章 ドイツにおける温泉・気候療法
著者等紹介
森本兼曩[モリモトカネヒサ]
(一財)産業医学研究財団・常務理事。人間機能研究所・主席研究員。医学博士。1946年兵庫県生まれ。1971年東京大学工学部卒業。米国カリフォルニア大学サンフランシスコ医学校留学。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(医学博士)。東京大学医学部助教授、大阪大学大学院医学系研究科教授、大阪体育大学副学長を経て、2012年より現職。日本医学会幹事、ICOH科学委員会(アレルギー免疫毒性)委員長、日本衛生学会理事長などを歴任。第30回ベルツ賞受賞
阿岸祐幸[アギシユウコウ]
北海道大学名誉教授。医師、医学博士。1931年北海道生まれ。1956年北海道大学医学部卒業。1978年北海道大学医学部教授に就任、同時に医学部付属温泉治療研究施設長、同付属病院登別分院長となる。現在は、富山市立角川介護予防センター主任医療アドバイザー、特定非営利活動法人医療事業再生機構理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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