出版社内容情報
災害時、日常生活における救急・安全の最新の知識といざというときの対応を、わかりやすくコンパクトにまとめた。
内容説明
あなたは、「いざというとき」にできること、知っていますか?救急車が現場に到着するまでは、通報から約8分です。家庭に、学校に、職場に、各種施設に1冊!
目次
第1章 私たちが、救急蘇生法について学ぶ意味
第2章 私たちの命を脅かすもの
第3章 学んでおきたい救急蘇生法の基礎知識
第4章 場面に応じた応急手当
第5章 災害への備えと心がまえ
第6章 救急医療体制のしくみ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めん
8
毎年10月は救急について考える機会があり、再度熟読した。今回「湿潤療法」がさらっと掲載されているのを発見!これまでスルーしていた。表紙に‘ガイドライン2015対応’とある2017年発行本。改めて、厚労省の救急蘇生法の指針2015を見直した。‘すり傷、切り傷’の項に、湿潤療法の文字はないが、消毒薬の記述もない。職種に関わらず、消毒薬信者はまだまだいる。周囲には、力業ではなく少しずつ、消毒薬不要論を伝えていきたい。最後になるが、本書の肝は、胸骨圧迫のみの心肺蘇生の件。次のガイドライン発行までは、繰り返し読む。2019/10/06
めん
5
シクロクロスの大会に、救護所ボランティアとして参加。救命処置の復習のために、大会前日に本書を開いた。救命講習をもう何年も受講していなくて不安があったが、本書で理解が深まり、少し落ち着いた。特に心停止への対応の頁を熟読した。長い間、胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸の組み合わせが、救命の基本とされていた。が、今は、胸骨圧迫のみの心肺蘇生の有効性が注目されている。その辺りの解説も理解しやすい内容だった。2017年発行本であり、医療職にも他職種の方にもお勧めできる。2018/12/02
moe
2
蘇生ガイドライン2015対応。救急蘇生法のほかに、外傷や急病に対する応急手当、災害への備えなど。2017年発行。2018/03/11
嘉江☆海★山♫
1
わかりやすくて、幅広い内容でとても良かった!2020/01/23