イップス―スポーツ選手を悩ます謎の症状に挑む

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イップス―スポーツ選手を悩ます謎の症状に挑む

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  • サイズ B6判/ページ数 128p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784469268126
  • NDC分類 780.19
  • Cコード C3075

出版社内容情報

本書では、イップスの症例、症状などを客観的に解説し、また著者の実践している治療アプローチについても紹介する。

内田 直[ウチダスナオ]

石原 心[イシハラシン]

内容説明

イップスになるのは、「練習が足りない」からでも、「メンタルが弱い」からでもありません。スポーツ現場の指導者・選手にも分かりやすく解説。

目次

第1章 イップスの起こり方(まず、私たちのイップスのイメージを「統一」しましょう;高校球児、久葉好男君 ほか)
第2章 イップスの症状を知る(イップスの定義;症状を知るということ ほか)
第3章 イップスを治す(これまでのイップス治療の問題点;イップスをエクササイズで改善する ほか)
第4章 ゴルフと野球のイップスは基本的に同じ(基本的に「イップスはイップス」;イップスの分類 ほか)
付録 イップス・リサーチシート

著者等紹介

内田直[ウチダスナオ]
1956年東京都生まれ。1983年滋賀医科大学卒業。東京医科歯科大学・医員、カリフォルニア大学ディビス校・客員研究員、東京都精神医学研究所睡眠障害研究部門・部門長などを経て、早稲田大学スポーツ科学学術院・教授。医学博士。日本スポーツ精神医学会・理事長。日本体育協会認定スポーツドクター。すなおクリニック(さいたま市)院長

石原心[イシハラシン]
1982年群馬県生まれ。2007年早稲田大学スポーツ科学部卒業。現在、ハバナトレーナーズルーム恵比寿・代表。鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、日本トレーニング指導者協会公認トレーニング指導者(JATI‐ATI)。トレーナーとして、数多くのアスリートのトレーニング、コンディショニングをサポートする他、アスリートのフィジカルコンプレックスをなくすことを目指し、キューバスポーツ研究、イップス研究を行っている。また、柔道グランドスラム・キューバ代表サポート(2011年~)、ワールドベースボールクラシック2013・キューバ代表サポートなどの活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

13
野球やゴルフのパット、バレーボールなど、特に手を使い、細かいプレーをする場合、脳は動きを自動化し、難しい動作を考えもせず、自動に行っている。その細かい動作が気になりすぎる脳の過剰反応が、イップスの正体。ということで脳に考えさせないトレーニングで改善されると、本著で説明。野球選手のスローイングは実は簡単なんだと思い出させることが良いようだ。砲丸、ハンドボール、ソフトボール、硬球、軟式テニスボール、卓球ボール。色々投げてみて、楽に投げられる感覚を思い出させると回復するようだ。2017/09/17

ハパナ

7
イップスとは何らかの精神的切っ掛けで、投球やテニスのサービスなど複雑で連続する自動的な動きに、過調整がかかってしまう症状の事です。それを著者自身の経験も踏まえて、症状の説明をした本です。短いですが分かり易い内容でした。この 症状はある種のPTSDとも言えるのではないでしょうか。特定の限定された条件下で無意識の内に起こるフラッシュバックが基だとすると、原因が特定できるまで中々に解決が難しそうですね。厄介な症状だと思います。2017/09/10

ココアにんにく

4
読みやすくとても理解しやすい本でした。以前から気になっていたイップス。「自動化されたはずの運動に対して、脳が過剰に運動調節を加えることによって起こるもの」メンタルの弱さや練習不足と私も思っていました。競技レベルが高い競技歴の長い選手に起こるんですね。何かのきっかけでスイッチが入る一種の不安症。イップスが好む30~70の微妙な距離。すごくよく分かる!余裕を持ったプレーの時、球の大きさ、ホムンクルスなどにも興味。対処策のルーティーンは木村沙織選手が頭に浮かびます。スポーツを見る時の新しい視点が増えました。2017/06/01

ぞね

3
非常に浅い内容に思える。科学的、医学的な観点よりも筆者と経験と憶測による主観的な内容が多いのではないか。著者には『そのふるえ・イップス 心因性ではありません』(平孝臣)と『どうして弾けなくなるの?』(J. ロセー)を読んでから出直してきてほしい。2023/02/25

ドラゴン

3
なった人しか絶対に読まない本。「自動化されたはずの運動に対して、脳が過剰な運動調節を加えることで起こる」か、なるほど。そして、「運動調節ができる自由があるから起こる」なるほど、なるほど。昔、ハンブルして焦ってがむしゃらに投げた送球がきれいに相手に届いてゲームセットできた。30年以上の時を経て解明できました。ありがとうございました。読んでいて、うんうんとうなずくんだけど、プロのイップスと私のイップスって同じなのかな?単純に技術不足もあるような気もしてきました。・・・?2017/12/29

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