出版社内容情報
紛争や犯罪など地球規模の課題を解決する有効な手段としてのスポーツ。その意義と具体的な在り方について豊富な事例と共に解説。
内容説明
スポーツを通じた国際協力がなぜ求められているのか、どのような意義があるのか、その実際はどう展開されているのか、という観点から解説する。
目次
第1章 国際協力としてのスポーツの可能性(スポーツとは;国際協力とは;スポーツを通じた国際協力とは)
第2章 スポーツを通じた国際協力の世界的動向(国連関連機関によるスポーツを通じた国際協力;ODAによるスポーツを通じた国際協力;NGOによるスポーツを通じた国際協力)
第3章 スポーツを通じた国際協力の分野(教育とスポーツ;健康とスポーツ;教育とスポーツ2―のンフォーマル教育からみたスポーツ活動の可能性;HIV/AIDSとスポーツ;スポーツとCSR;障害者スポーツと国際協力;オリンピックを通じた国際交流と貢献)
第4章 スポーツを通じた国際協力の将来展望(「スポーツと国際協力」の新しい時代へ;スポーツを通じた国際協力を進める際の留意点;スポーツを通じた国際協力に携わるには)
著者等紹介
齊藤一彦[サイトウカズヒコ]
広島大学大学院教育学研究科・准教授。1969年山口県生まれ。青年海外協力隊員(シリア)、JICA客員研究員、日本学術振興会特別研究員、徳山工業高等専門学校准教授、金沢大学学校教育系准教授を経て現職。広島大学大学院国際協力研究科博士課程単位修得退学。博士(教育学)。専門はスポーツ教育学、国際教育協力学
岡田千あき[オカダチアキ]
大阪大学大学院人間科学研究科・准教授。1973年三重県生まれ。青年海外協力隊(ジンバブエ)、大阪外国語大学外国語学部助手、講師、准教授を経て現職。神戸大学大学院人間発達環境学研究科博士課程修了。博士(学術)。専門は、国際社会開発学、スポーツ社会学
鈴木直文[スズキナオフミ]
一橋大学大学院社会学研究科・准教授。1975年東京都生まれ。東京大学大学院工学研究科助教を経て現職。グラスゴー大学大学院社会科学研究科博士課程修了。Ph.D(Urban Studies)。専門は都市政策学、スポーツ社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。