出版社内容情報
サッカーに関わる6つの体力要素の測定法を紹介し、その測定結果をどのように評価し、どのように生かしていくかを解説する。
ヤン・バングスボ[ヤン・バングスボ]
著・文・その他
内容説明
本書で紹介されている体力テストはすべて、著者らの長年にわたるトップレベルの現場での指導とこれまで世界中の科学者によって行われた豊富な実践的研究によってその有用性が示されたものばかり。評価基準となるデータも男女別の各年齢、競技レベルにわたって詳しく提示されている。サッカーに必要な各種体力テストの意味や正しい実施方法がわかるだけではなく、実際に行ったテスト結果をもとにした評価にもすぐに役立つものとなっている。
目次
1 体力テストの前提条件
2 テストの概要
3 間欠的持久力の測定
4 間欠的高強度運動能力の測定
5 最大心拍数を知る
6 最大下テストによる持久力の測定
7 スピードのテスト
8 敏捷性(アジリティー)のテスト
9 爆発的筋力とパワーのテスト
10 バランスのテスト
11 フットサル
12 体力テストの計画
著者等紹介
バングスボ,ヤン[バングスボ,ヤン] [Bangsbo,Jens]
コペンハーゲン大学、オーガストクロウ研究所の博士であり、運動・スポーツサイエンス学部の教授。トレーニング生理学と測定についての研究者、フットボール全般に関する国際会議“Science and Football”の理事メンバー。2001年から2004年まで、イタリアセリエAの強豪ユベントスFCのトップチームのアシスタントコーチを務め、ユーロ2004、2010ワールドカップにおけるデンマークナショナルチームのコーチングスタッフでもあった
モア,マグニ[モア,マグニ] [Mohr,Magni]
運動生理学の博士号を有し、コペンハーゲン大学、オーガストクロウ研究所、運動・スポーツサイエンス学部の研究者として長年仕事をしてきた。現在は、イギリスのエクセター大学の研究員。元エリートレベルのサッカー選手で、コーチとして、フェロー諸島リーグとカップで優勝経験を持つ。試合分析と体力テストに関する業務をユベントスFCとデンマーク代表チームで行い、チェルシーFCの科学コンサルタントも務めた(2008~2011)。FIFAの公認インストラクター
長谷川裕[ハセガワヒロシ]
龍谷大学経営学部スポーツサイエンスコース教授、同サッカー部部長兼監督。元名古屋グランパスエイト・コンディショニングアドバイザー。NPO法人日本トレーニング指導者協会(JATI)理事。JATI認定特別上級トレーニング指導者。社団法人スポーツパフォーマンス分析協会理事長
安松幹展[ヤスマツミキノブ]
立教大学コミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学科教授(理学博士)、同サッカー部副部長兼コーチ。日本サッカー協会技術委員会フィジカルフィットネスプロジェクトメンバー、同技術委員会指導部会メンバー、同公認A級コーチ。アジアサッカー連盟(AFC)インストラクター。日本フットボール学会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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