内容説明
スポーツの動機づけに関するわが国で初めての書籍である。動機づけの理論、研究、実践、強化、今後の展望などを網羅している。スポーツ行動の様々な領域や対象の動機づけを幅広く扱っている。動機づけに関するトピックスをコラムとして紹介し、知識の幅を広げている。スポーツ現場への適用例や実践例を可能な限り紹介し、教育や指導現場に適用しやすい書籍である。
目次
第1部 動機づけの基礎を学ぶ(動機づけ概論;動機づけ理論;スポーツ動機づけの測定尺度)
第2部 スポーツ活動の動機づけを理解する(スポーツ参加の動機づけ;健康スポーツの動機づけ;体育活動の動機づけ)
第3部 スポーツ競技の動機づけを知る(ジュニアスポーツと動機づけ;トップアスリートの動機づけ;女性競技者の動機づけ)
第4部 動機づけの社会/臨床心理を学習する(スポーツ集団における動機づけ;動機づけの文化間比較;スポーツ臨床と動機づけ)
第5部 動機づけの強化と将来に向けて!(動機づけを高めるコーチング;最近の研究トピックス;今後の研究課題と展望)
著者等紹介
西田保[ニシダタモツ]
1977年東京教育大学大学院体育学研究科修士課程修了。名古屋大学総合保健体育科学センター教授。博士(体育学)。日本スポーツ心理学会理事(スポーツ心理学研究編集委員長)。スポーツメンタルトレーニング上級指導士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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魂の叫び
4
今日は練習を休んで読書にしました。図書館から何度も借りてる本です。これは自分のために、というより選手が何を考えているのか、どうすればやる気が出るのか、また逆にやる気が出ないのか、がキチンと説明されています。スポーツはやはり達成感が大切だよな〜と思います。2015/07/22
player
0
スポーツに限らず、子供の教育から会社の組織にまで応用して使える(当たり前のことが記載)。特に動機づけの基礎(P30)辺りは、組織の目標管理にも通じる所がある。下手なビジネス書よりも為になる一冊でした。
Mimuchi
0
これは、面白い。頭の整理ができる。コーチングに生かせるかな?2013/10/18