内容説明
死体は蝋燭と花で装飾されていた。事件を追う異常犯罪専従の刑事カーソンは、30年前に死んだ大量殺人犯の絵画が鍵だと知る。病的な絵画の断片を送りつけられた者たちが次々に殺され、失踪していたのだ。殺人鬼ゆかりの品を集めるコレクターの世界に潜入、複雑怪奇な事件の全容に迫ってゆくカーソン。彼を襲う衝撃の真相とは。
著者等紹介
カーリイ,ジャック[カーリイ,ジャック][Kerley,Jack]
ケンタッキー州在住。コピーライターとして活躍後、2004年、「百番目の男」で作家デビュー。同作は日本でも話題を呼び、05年の「このミステリーがすごい!」、「IN POCKET」、「週刊文春」各誌のミステリーランキングでランクインを果たした
三角和代[ミスミカズヨ]
1965(昭和40)年、福岡県生まれ。西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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