内容説明
ダンスには、バレエ、モダンダンス、リズムダンス、民族舞踊など、いろいろな分野がありますが、いずれの踊りもスポーツと同じようにからだを使って行う運動です。そのため、スポーツ選手にからだづくりが必要なように、ダンサーにもトレーニングが必要です。適切なトレーニングをすれば、ダンスの動きや表現性が高まり、特有の怪我や故障も予防することができます。
目次
第1章 知っておきたい「からだづくり」のこと(ダンスと「からだづくり」;ダンサーに必要とされる身体的能力 ほか)
第2章 知っておきたい「トレーニング方法」のこと(筋肉を鍛えるには;からだを柔軟にするためには ほか)
第3章 トレーニング実践編(トレーニングを行う前に;ダンサーなら毎日行いたい基本トレーニング ほか)
第4章 ダンスで起こるからだのトラブルとその予防(ダンスによる怪我の発生要因;ダンサーに多い怪我と発生部位 ほか)
著者等紹介
水村真由美[ミズムラマユミ]
水村(久埜)真由美。お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科准教授。教育学博士。1965年10月22日生まれ。東京大学大学院教育学研究科身体教育学専攻博士課程修了。同大学院教育学研究科専任助手、お茶の水女子大学文教育学部芸術・表現行動学科舞踊教育学コース専任講師、助教授を経て、2007年4月より現職。お茶の水女子大学にて、解剖学、動作学、生理学、スポーツ科学、健康科学など身体運動科学全般を教えるとともに、舞踊やスポーツを中心とした自然科学的な研究と教育を学部から博士後期課程の学生とともに行う。6歳よりバレエを始め、谷桃子、尾本安代、笹本公江、川副恵躬子らに師事。谷桃子バレエ団研究所を経て、1989~1991年谷桃子バレエ団に在籍。お茶の水女子大学にて創作舞踊を学ぶ。所属学会:国際ダンス医科学会、アメリカスポーツ医学会、国際バイオメカニクス学会、日本体育学会、日本体力医学会、日本バイオメカニクス学会、日本運動生理学、日本トレーニング学会会員。日本ダンス医科学研究会世話人代表、NPO法人「芸術家のくすり箱」理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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