出版社内容情報
バイオメカニクス的研究のさまざまな手法について網羅的に解説した書。バイオメカニクスを専攻しようとする学部生や院生に最適。
内容説明
本書は、バイオメカニクス、医用工学、キネシオロジーの専攻学生と研究者に向けて書かれた、バイオメカニクス研究法の集大成である。いま世界で標準的に用いられている、生体の動作を研究するために必要な数学的あるいはバイオメカニクス的な研究手法について、実際に活用できるよう丁寧かつ詳細に説明している。巻末には、単位の換算、ベクトルと行列、電子工学の基礎などの付録と、専門用語の解説を載せた。
目次
第1部 キネマティクス(2次元キネマティクス;3次元キネマティクス)
第2部 キネティクス(身体部分慣性係数;力とその測定;2次元逆動力学;エネルギー、仕事、パワー;3次元キネティクス)
第3部 その他のバイオメカニクス的手法(筋電図キネシオロジー;筋モデリング;身体運動のコンピュータシミュレーション;信号処理)
著者等紹介
ロバートソン,ゴードン[ロバートソン,ゴードン][Robertson,D.Gordon E.]
博士。英国コロンビア大学を経て、カナダオタワ大学教授(バイオメカニクス専攻領域)。カナダバイオメカニクス学会などに所属
コールドウェル,グラハム[コールドウェル,グラハム][Caldwell,Graham E.]
博士。米国メリーランド大学を経て、米国マサチューセッツ大学アマースト校教授(バイオメカニクス専攻領域)。カナダバイオメカニクス学会新人研究者賞、マサチューセッツ大学パブリックヘルスサイエンス校優秀教授、Medicine and Science in Sports and Exercise編集委員。カナダバイオメカニクス学会(フェロー)などに所属
ハミル,ジョセフ[ハミル,ジョセフ][Hamill,Joseph]
博士。米国マサチューセッツ大学アマースト校教授・運動科学学科長(バイオメカニクス専攻領域)。AAHPERD(フェロー)、米国スポーツ医学学会、米国キネシオロジー・体育アカデミーなどに所属
カーメン,ギャリー[カーメン,ギャリー][Kamen,Gary]
博士。米国マサチューセッツ大学アマースト校教授(運動行動・制御専攻領域)。前AAHPERD会長、AAHPERD(フェロー)、米国スポーツ医学学会などに所属
ウィトルシー,ソーンダーズ[ウィトルシー,ソーンダーズ][Whittlesey,Saunders N.]
博士。米国マサチューセッツ大学アマースト校準研究員。学部・大学院で数学、機械工学、電子工学を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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