内容説明
教師力とは「子どもを躍動させる力」。講演、500回を超える元小学校教師が感動の逸話を織り交ぜて、その秘訣を明かす。
目次
第1章 「教師」のすすめ―この仕事の魅力
第2章 「若い」のすすめ―若さは大きな財産
第3章 「出会い」のすすめ―「出会い」、それは成長
第4章 「遊び」のすすめ―若手教師の最大の切り札
第5章 「ほめる」のすすめ―具体的なほめ方を
第6章 「研究授業」のすすめ―授業のうまい先生に
第7章 「学級通信」のすすめ―子どもが輝く学級通信
第8章 「書くこと」のすすめ―書きたくなる工夫を
第9章 「人権教育」のすすめ―優しい人に育てたい
第10章 「体育」のすすめ―体育を通しての人間づくり
著者等紹介
仲島正教[ナカジママサノリ]
教育サポーター。若手教師パワーアップセミナー「元気が一番」塾主宰。1956年兵庫県生まれ。1979年大阪教育大学卒業。1979年4月より小学校教員として兵庫県西宮市で21年間勤務。2000年4月より西宮市に教育委員会人権教育室指導主事、学校人権教育課係長として5年間勤務。2005年3月末48歳で退職。2005年4月より教育サポーターとして、若手教師対象に、毎月1回、授業づくり・学級づくり・子ども理解等のセミナーを開いている。また、講演活動は全国各地にわたり、「人権教育」や「学級づくり」等をテーマに、500回を超えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モルツ
9
現役教師なら参考になる実践満載!どこかは必ずためになる、エネルギーをもらうことができる一冊。一度は読んでもらいたい。2012/12/13
けるまん
3
若さが財産である。これを信じて、こじんまりとせず、今の理想をぶつけて理想となるように、行動する。失敗を恐れず、他の教員にきおくれしないように。同じ現場で働く人間としてのプライドを持って、一生懸命取り組む。簡単なことのように見えるけど、これをモットーに全力で取り組んで、素晴らしい教師になる。2013/09/08
coffee
2
5〜7年くらい前に買った本を再読。もう全然「若手」ではないけど。また教壇に立つ前に読んでとても良かった。確かにこういうこと大切やなぁと思い出すことがたくさん。若手のときにこんなに一生懸命に頑張ってたかなと反省することもたくさん。自分の環境が変わったからこれから「働き方」は変えていかなきゃいけないだろうけど、「子どもへの目、保護者の方との連携、遊ぶ、授業づくり学級づくり、しんどい子に寄り添う、、」など大事にしたい点はずっと変わらないはず。19冊目。2019/02/19
T.E
2
平易な表現と感動的な逸話のおかげで大変読みやすく、一つの教師物語を読むような感覚で読めて、なおかつ教師としての成長のポイントを掴んでいける本。 世間では「教師の仕事は辛いだけ」なんて言われているが、教師というのは本来とても素晴らしい仕事で、本当にそう感じられるかどうかは自分次第なのだと痛感した。大学1年の間に読めてよかった。これからも謙虚に学び続けるという姿勢を忘れずに持っていたいと思う。2011/10/24
はる
1
がんばるぞ〜〜2016/03/28