内容説明
本書は、まず戦術に対する考え方を「確率」という明快な切り口で解説し、次に具体的な戦術の種類(パターン)を呈示し、最後にそのパターンを実践するためのドリルを紹介している。訳書では、その戦術がどのような状況で有効なのか、という点をよりわかりやすくするために「戦術ノート」を付け加えた。
目次
1 パターンプレーの基本的な考え方
2 バックコートでのパターンとドリル
3 ミッドコートでのパターンとドリル
4 ネットプレーのパターンとドリル
5 防御のパターンとドリル
著者等紹介
神和住純[カミワズミジュン]
1947年石川県生まれ。法政大学経済学部卒業。現在、法政大学教授。日本テニス協会理事、日本プロテニス協会名誉会員。競技歴:インターハイ単・複優勝、全日本ジュニア単・複優勝(1965年)。インカレ単3連覇、複2連覇(1967年)。ウインブルドン初出場(1970年)。全日本選手権単・複3連覇(1971年)。当時世界ランク1位のスタン・スミス(米)を全仏オープン、全米プロ2大会連続で破る(1974年)。ATP世界ランキング最高70位、全米オープン3回戦進出(1974~1979年)。全日本選手権、全日本プロ選手権複優勝(1982年)。その他、数々の輝かしい経歴を誇る
村松憲[ムラマツタダシ]
1968年東京都生まれ。1992年東京大学教育学部卒業。修士号を神経生理学の分野、博士号をバイオメカニクスの分野で、いずれも東京大学で取得。現在、慶応義塾大学体育研究所に勤務。日本テニス協会スポーツ科学委員、技術部会委員として、戦術分析などを担当。競技歴:全日本選手権本戦出場(1998年)
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