内容説明
現在、日本には講道館柔道試合審判規定と国際柔道連盟試合審判規定の2つがあり、大会によってどちらかの規定が適用されている。審判員は、次々に変遷していく両規定について、そのつど理解を深め、的確な判断のもとに審判を行わなければならない。本書は、ルールの的確な理解ができるように、審判をする場合の必要な事項を一つにまとめたものである。
目次
第1章 審判規定小史(規定前史;国際化への黎明期 ほか)
第2章 講道館柔道試合審判規定(試合場;服装 ほか)
第3章 国際柔道連盟試合審判規定(施設と用具;公式役員と任務 ほか)
第4章 柔道の審判法(審判員の資質と心構え;審判技術)