目次
第1章「勝つことを目的」考―野球
第2章 ルールの成文化―フットボール
第3章 アピール―プレーの自己統治
第4章 スポーツがわかる―スポーツ・ルール学への招待
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きぬりん
1
今日の視点から見れば不可解にも思われるスポーツルールの理由・原因の探索を通じて、当時の時代的・社会的背景やスポーツと人々との関わり、スポーツに対する人々の価値認識などを浮き彫りにする。19世紀英国でフットボールのルール統一化過程で生じた、手の使用やスローインの方法をめぐるルール形成についての考察、アピールプレイや審判の地位についての考察も面白いが、個人的には野球の「勝つことを目的」ルールの存在についての考察が圧巻。直裁に言えば八百長防止だが、それは同時に米国流のフェアネス実現の理念だという読みが興味深い。2026/07/18




