内容説明
セックスは人間本来の能力ですから、セックスの力を十二分に発揮して異性を幸福にしようと努力することは、そのまま人間讃歌であり、人権教育そのものです。本書は、生命論からはじまり、セックスのからくりを語り、最後に人間のすばらしい行為としての愛にいたる、という構成をとっていて、性教育の目的にもっともそった内容になっている。
目次
第1部 いのちはきみの宝(メンデルにはじまる色の不思議;細胞は二つにわかれる;本能と大脳生理)
第2部 性のライフサイクル(少女のからだの変化;妊娠から出産へのドラマ)
第3部 愛をささえる力(妊娠中絶はほんとに適法か;非行少年を追う;遺伝的危険率を考える;家族計画とはなにか)