内容説明
人は確実に老いる。50、60ですっかり老けこんでしまう人がいる。外に出るのがおっくうになったり、知らない人と話すのが面倒になってしまう人がいる。しかし、一方には、80、90、でもすこやかにはつらつと生きている人もたくさんいる。社会の第一線でバリバリと仕事をしている人もいるし、100歳をこえてなお活躍している人もいる。いったいどこに差があるのだろうか。本書は、老けこまずに老いる秘訣、スーパー・オールドに至る工夫、不老国へのパスポート入手法を明らかにする。
目次
超高齢化社会のプロフィール―迫りくる巨人の足音
自立する老いを目ざして―長命時代を走りぬく第一ハードル
健やかに老いるために
こころの健康学
性鍛練学説の提唱
老人社交学序説
年をとらない人たち―不老国へのパスポート
長寿の理想像―一頭立ての二輪馬車