出版社内容情報
日仏の文学翻訳者が一堂に会して翻訳文学の文化的貢献などについて活発な議論を交わした2014年春の国際シンポジウムをまとめた。
西永 良成[ニシナガ ヨシナリ]
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目次
第1部 文学の翻訳交流(継承と発展;翻訳者の使命―古典の継承のために;モリエールを翻訳する;今なぜ『レ・ミゼラブル』を翻訳するのか;プルーストをいかに日本語に翻訳するか ほか)
第2部 思想・歴史・人文社会科学の翻訳交流(なぜ人文社会科学の翻訳か?―文芸共和国から思想の共和国へ;世界化の時代と翻訳の役割;翻訳と政治思想―トクヴィル『アメリカのデモクラシー』の場合;社会科学の翻訳における「翻訳は裏切り」―ルソー・兆民・カント;訳すことは“原住民性”を裏切ることである―翻訳の植民地主義的様相 ほか)
著者等紹介
西永良成[ニシナガヨシナリ]
東京外国語大学名誉教授、現代フランス文学・思想
三浦信孝[ミウラノブタカ]
中央大学教授、フランス文学・思想
坂井セシル[サカイセシル]
パリ・ディドロ大学教授、日本近現代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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