フランスの「文化外交」戦略に学ぶ―「文化の時代」の日本文化発信

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フランスの「文化外交」戦略に学ぶ―「文化の時代」の日本文化発信

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784469250831
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C3030

内容説明

「文化外交」先進国フランスの歴史と考え方を紹介しながら、これからの日本の外交のあり方を提言する。国際関係論の第一人者であり、在仏日本大使館広報・文化担当の経験をもつ著者による気鋭の外交・文化論。

目次

第1章 フランスから学ぶ文化外交(なぜフランス文化外交なのか;フランス文化外交の伝統;戦後文化外交体制の確立;フランス文化外交の危機感と躍進―「フランス院」の誕生)
第2章 日本文化外交の射程―日仏交流一五〇周年で花開いた文化外交(日本伝統文化芸術の祭典;人の交流―知的交流と自治体交流)
第3章 「文化の時代」の日本外交の転換点―日本文化外交の過去と現在(「文化の時代」の日本外交;パブリック・ディプロマシー;日本の文化外交の歴史的盛衰;経済大国から文化大国へ;多様性と総合的理解;目指すは「ブランド」としての日本文化)
第4章 日本文化外交の未来(フランスにおける日本語教育振興;クール・ジャパン;文化外交の体制構築)
終章 今後の日本文化外交への提言(文化外交のターゲット;文化外交の現場;外交べたの日本人気質;官僚機構の中の新たな文化外交の模索―周年事業計画とリソース・組織論理)

著者等紹介

渡邊啓貴[ワタナベヒロタカ]
1954年生まれ、現在、東京外国語大学大学院教授、同大学国際関係研究所長。専門は、国際関係論・フランス政治外交論・ヨーロッパ国際関係史・文化外交論。東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業。東京外国語大学大学院地域研究科修士課程修了。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。パリ第一大学大学院国際関係史研究科博士課程修了。『外交』『Cahiers du Japon』編集委員長、在仏日本大使館広報文化公使、日仏政治学会理事長など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

10
新刊棚より拝借。おフランスというが、お日本とは言わない。ブーローニュの森の木曽民家(76頁)。これは面白いが、地元ではあまり聞かない。1873年ウィーン万博では、日本庭園、茶・扇子・団扇が人気だったという(124頁)。そういえば、オタク文化というときに、今朝の所太郎の現場から では、宮崎勤死刑とか、秋葉原事件の加藤智大の奇妙なつながりを指摘された。汚名としての秋葉原とか、オタク・・・残念。侘び・寂びはわかりにくいがゆえに、味わい深い文化(180頁)。次はウォーム・ジャパン(209頁)。癒しと思いやりだと。2013/06/28

なーちゃま

2
外交前線に出ていた人が身に染みて感じたことが書かれているのと、冒頭の「なぜ文化外交が必要か」が丁寧に書かれているので、問題意識を共有しやすかった。「Public diplomacy」ですぐに八紘一宇やゲッベルスのプロパガンダを連想してしまう自分としては、”戦略的な文化外交”自体にどこか消極的なイメージを持っていたが、「『フレンチ』とついただけでただのチーズケーキがプレミアに見えるような」、フランスのブランディング戦略に学んでいこう、ということかと理解。文化外交は信用の高い国だからこそ可能。2024/08/02

Ucchy

2
フランス政府の政策に学ぶというより筆者の在仏大での経験をベースにした広報文化外交論・提言。文化は外交の構成要素として大きな要素を占めるようになりこれに更に注力すべき。日本は伝統文化からポップカルチャーに至るまで多様な文化資源を有しており、これを活用できる可能性はまだまだある。一方で大使館の活動など外交現場では日本は様々な制約があり、十分な活動ができていない。必要なのは官民の有機的連携。著者の大使館勤務のルポも面白い。2022/08/14

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