“個人”の行方―ルネ・ジラールと現代社会

個数:
  • ポイントキャンペーン

“個人”の行方―ルネ・ジラールと現代社会

  • 西永 良成【著】
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 大修館書店(2002/04発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 46pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年04月30日 18時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784469250695
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C3010

内容説明

こんにち個人の未曾有の画一化の時代を生きている私たちには、まだ〈個人〉になにを期待することが可能なのか、個人主義の領分としてなにが残されているか。ルネ・ジラールの模倣的欲望論、スケープゴート理論を軸にして、近現代の本質的問題をその淵源から解き明かす。

目次

序章 ルネ・ジラール―懐古的肖像
第1章 ミメーシスと暴力―ジラール理論=仮説素描
第2章 ロマン主義の神話と小説の真実―夏目漱石『行人』論
第3章 暴力的人間と人間的暴力―深沢七郎の世界
第4章 反時代的な考察―ルネ・ジラールとミラン・クンデラ
第5章 “個人”の行方―二、三のスケッチ風随想

著者等紹介

西永良成[ニシナガヨシナリ]
1944年生。東京大学仏文科卒。同大学大学院人文科学研究科に学んだあと、1969‐72年パリの高等師範学校およびソルボンヌに留学。現在、東京外国語大学教授。ポール・ヴェーヌ『詩におけるルネ・シャール』(法政大学出版局)で第七回日仏翻訳文学賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

46
ジラールの理論的解説書だと思って読みましたが射程が広く、アマゾンを含めてレビューが一つもないのもうなずける、本人にしか分からないような本でした。目当てのところは第1章で、①欲望の模倣理論、②文化の基礎としてのスケープゴート理論、③前二者の理論が福音書によって啓示されているという主張と信念の戦略を論じています。第2章以降で漱石『行人』、深沢七郎『楢山節考』、そして翻訳をしているミラン・クンデラへと議論を伸ばしています。言葉は砕けていますが、人に読ませる文章ではないかなという印象を持ちました。2022/01/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1416327
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品