出版社内容情報
日英語の発想の違いや翻訳上の誤りを整理し、より自然で正確な英語を書くためのヒントを紹介する。改訂にあたり時事用語を更新。
内容説明
翻訳センスに磨きをかけるロングセラーがアップデート。時事用語を一部更新するとともに、「やさしい英語で言い換える」ための新章を追加。ニュース記事に基づく多様な訳例でリアルな英語感覚が身につきます。
目次
第1章 主語を選ぶ
第2章 語順・修飾語
第3章 日本語の影
第4章 誤用
第5章 省略、言い換え、補足
第6章 否定形、肯定形
第7章 「…の」の前置詞
第8章 「…の」以外の前置詞
第9章 誤訳
第10章 言い換え力を鍛える
著者等紹介
根岸裕[ネギシユタカ]
元日経アメリカ社(ニューヨーク)マネジング・エディター(英文ニュース担当)。1948年、東京生まれ。1972年、上智大学文学部社会学科卒業。共同通信社、日本経済新聞社の英文記者を経て関西外国語大学教授(2007‐13年、英語メディア論、ビジネス英語)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
14
著者は日経の英文ニュースの元責任者で、社内研修用資料を書籍化したもの。翻訳スタッフによる「訳例」とネイティブチェッカーによる「直し」を対比し、解説を加えるというスタイル。変な内容はなく「なるほど」という感じだが、研修用資料が元となっているせいか、読みにくい。章立てやレイアウトはもう少し工夫の余地があると思う▼「ハンドブック」とあるが辞書的な使い方はできない。読みにくいのを我慢して通読するしかない▼この手の本は内容に不満を覚えることが多いので、それを考えるとかなり良い本だと言えるかもしれない。2022/05/17