出版社内容情報
言語、英語、文化、学習者…さまざまな多様性を念頭に、英語教育の新指針「国際共通語としての英語」を基本から実践まで丁寧に示す。
内容説明
言語、英語、文化、学習者…さまざまな多様性を念頭に、新たな英語教育の指針である「国際共通語としての英語」を基本から実践まで丁寧に示す。―英語教育の新たな地平が見えてくる1冊。
目次
第1章 「国際共通語としての英語」の社会的意義―人と人をつなぐ「ことば」の役割を考える
第2章 変わりゆく言語―「言語」の多様性と「言語の機能」の多様性を探る
第3章 英語の諸相―世界に広がる英語を概観する
第4章 アクセントと言語態度―英語に対する偏見とその要因を考える
第5章 英語の多様性と共通性―コーパスからみるWEとELF
第6章 分からないからこそ対話力―「円滑なコミュニケーション」の前提を問う
第7章 対話としての英語コミュニケーション―グローバル社会における「コミュニケーション」
第8章 言語コミュニケーション力の評価―WE、ELFの視点から考える
第9章 「国際共通語としての英語」の指導―発想の転換を試みる
第10章 グローバル人材の言語力―多様化する社会が求める「ことば」の様相を考える
著者等紹介
柴田美紀[シバタミキ]
広島大学人間社会科学研究科教授。アリゾナ大学博士(第二言語習得と語学教育)。専門は第二言語習得(特に社会・文化的観点からの外国語学習と学習者のアイデンティティに関わる研究)
仲潔[ナカキヨシ]
岐阜大学教育学部准教授。大阪大学博士(言語文化学)。専門は社会言語学、言語文化教育学
藤原康弘[フジワラヤスヒロ]
名城大学外国語学部国際英語学科准教授。大阪大学博士(言語文化学)。専門は第二言語習得、応用言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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