内容説明
もともとstreetは「舗装された」、routeは「舗装されていない」という意味の形容詞で、「道」ではなかった。shirtとskirtは、同じ「身にまとうために裁断した布」だった。…語源を辿ることで、今では想像もつかないことばと民族の歴史が見えてくる。
目次
第1章 英語の夜明け前―ケルト人とローマ人の時代(Great Britain―何がグレートなのか;Johnny Walker―イギリス版「万里の長城」のそばで作られたウィスキー ほか)
第2章 古英語の時代1―八百万の神々を信じたアングロ・サクソン人(Easter―イースターと「卵」の関係;art―神の手になる作品 ほか)
第3章 古英語の時代2―キリスト教に改宗したアングロ・サクソン人(EnglandとEnglish―なぜEnglandishではないのか;Oxford―オックスフォードとボスポラス海峡の関係 ほか)
第4章 中英語の時代―フランス化するイングランド(news―何が「新しい」のか;hotelとhostel―ホテルとホステルはどこが違う ほか)
第5章 近代英語の時代―ルネサンスと宗教改革(Renaissance―地中海文化の再燃;scienceとoccult―見えるものと隠されたもの ほか)
著者等紹介
織田哲司[オダテツジ]
1965年京都市生まれ。文学博士。上智大学大学院を経てロンドン大学へ留学(1996‐1998年)。ドイツ・ミュンスター大学客員研究員(2009‐2010年)。現在、東京理科大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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大竹 粋
Nakaki Takao
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